習い事を始めるうえでの悩みごとのひとつが月謝・・・。
大人が習い事始めるときでも「どれくらいかかるんだろう??」って調べますが、通い始めたらあとは自分の努力で楽しくなるも、スキルアップするもできますよね。自分で選んだことで失敗しても自分の責任だしすべて自分次第。
ただ、こどもって親の努力だけではどうにもならないことが多い(特に気持ちの部分)ので、月謝を払って通ってみたけど意味があるのだろうか、楽しく通ってくれるのだろうか、親のエゴになっていないか、とか私はいろいろ考えてしまいました。
息子にはこうなってほしいな、という思いはありますが、それがくもんで身につくかもわからないのに、時間と費用をかけてこどもを通わせてみるという行動にうつすことがなかなかできませんでした。
この記事は
- 幼児期から公文にかよわせたいなー
- くもんって月謝が高いってイメージだけどなんで通わせているか知りたい
- どれだけの成長が感じられるんだろう
を知りたい方、通わせてみたいけど迷っているママさん向けの内容になります。
習い事は月謝を払うことはマストです。決して高くない費用だと思うので、どんなことをやっているのか、通わせなくても自分でできることなのか、悩んでいるママさんがいろんな方向から検討できるよう書きましたので、ぜひ参考にしてみてください。
気になる幼児の学習方法。公文ってどうゆうところ?
くもんは、フランチャイズ形式の学習塾です。
どこの教室に通っても同じ教材、同じ学習指導、であることは有名ですね。海外でも公文式を取り入れているとこもあるようで、世界的にその学習方法が成功している証とも言えますね。
http://www.kumon.ne.jp/gakunen/nensho/index.html
教育理念
「個々の人間に与えられている可能性を発見しその能力を最大限に伸ばす」とは、個々の生徒の能力と可能性を見極め、能力の発達段階にもっとも適した教育を行うという教育の本質を示すことばです。
また一人ひとりの能力差の実態を知ることの大切さと、どの子どもにもそれぞれ伸ばし得る教育の方法があることを確信し、それを実行するKUMONの姿勢を示すものです。
その結果として「健全にして有能な人材を育成し社会に貢献する」ことがわれわれの使命と考えています。
ホームページを見ても実際先生方の指導方法を見ても下記のような学習方法がされていると感じています。
- 年齢にとらわれない個人別学習である
- 先生が生徒に教える受け身型の学習ではなく、子どもが自ら考え答えを導き出す、自学自習方式である。
- 子どものできることを見つけてやる気を引き出す指導方法
次に、これらのことがどうやって幼児の教室で実施されているか、実際に幼児の教室に通っている学習方法を紹介しますね。
学習方法
先生がマンツーマンで教えてくれる
小学生のお兄ちゃんやお姉ちゃんたちと違うところは、まだ幼児なので教材を一人でこなすことができません。なので約15分間先生がマンツーマンで見てくれています。毎回同じ先生です。息子も初めは人見知りしていましたが、今では先生大好きになって、沢山お話もしているようです。
毎回同じ先生なので、今日は何ができたとか、ちょっとずつ集中力が上がってますね、とか最後に話してくれるので、きちんと見てくれているんだ、と安心できます。息子がなにが得意でどうやったら集中できるか、など毎回工夫してくれているんだ、と実際に感じることができます。
通う時間は自由(14時~20時の間で1教科約15分)
塾って固定の時間に通うものと思っていましたが、好きな時間にっていいので、ママとしてはとても助かるシステムです。
仕事が終わって保育園に迎えに行ってからでも、全く問題なく通えています。さすがにまだ4歳なので夜7時とか8時とかには行かないですが、時間に融通がきくのはありがたいことです。
今はまだ親に連れてこられていますが、塾によくある時間割がないので、好きな時間に通ってひたすら問題を解く、という行動が本人のやる気につながるのではないかと思っています
基本的にはこどもが主導の指導
通って3ヶ月目くらいには自分の今日やる教材セットをもって机にすわることができるようになっていました。まわりの小学生のおにいちゃんたちがやっていることを真似てやるようになったり、先生に促されてやれるようになったのでしょうが、それも成長ですよね。
自分で教材のテキストをめくるようになったりすることも、10枚分のテキストを自分で終わらせよう!という心の現れなのかな、と感じられます。
レベルももしかしたら徐々に上がっているのかもしれないですが、幼児の学習方法にもあるように「ちょうどのレベル」で進められているのかな、と思います。同じことの繰り返しのように見えますが、息子本人は飽きていませんし、かといってすごく難しいと感じているわけではなさそうです。
1回の教材内容
どの教科も似たような内容を1ヶ月以上くりかえしこなしています。親からすると飽きないかな? と不安になったりしますが、今のところ飽きている感はありません。それよりもできたときの嬉しさが勝るようです。
国語10枚
国語はまだ読むことだけをやってます。ひたすら読みです。それもイラストを見て字を見て言葉で話す、という感じのトレーニング。イラストがあるので読めているのかいないのか判断できないのですが、先生曰く、絵を見て想像して言えることが大事なんです、とのことでした。
量をこなすことで自然と字を覚えるらしいです。
当たり前ですが、自分がどうやって覚えたのかを覚えていないので、先生のおっしゃっていることを信じて、今はひたすら読んでます。
ずんずん(運筆)5枚
ずんずんは、運筆力を高める教材です。運筆力ってよくわかっていなかったのですが、この力があるとないとで、集中力がぜんぜん違ってくるらしいです。
もう少し大きくなってひたすら計算をしたりするときに、運筆力がないとすぐ手が疲れちゃって集中力がすぐ切れちゃうらしいです。なので今は、直線や曲線をひたすら書く練習しています。
算数10枚
算数は体験のときしかしていませんが、イラストを見て数を数えていく、ということをひたすらやりました。イラストに車が8台書かれていて、その絵を見て指差しで
と数えます。裏面には数字だけ書いてあって、また
と数えていきます。
そうすることで、数字単体だけで見たときに
と言えるようになって、数字の理解ができるようになるらしいです。
くもんといえば算数、という考えがあったので算数もやってみたかったのですが、しょっぱなからそんなに詰めこんでも嫌がりそうなので、先生がおすすめする国語をまずは習い始めています。
公文の月謝(現在と料金改定後の比較)
現在(2018年9月まで)
教科 | 算数(数学)、英語、国語 |
生徒一人当たり1教科の月会費(月謝) |
|
引用:くもんHP<http://www.kumon.ne.jp/tetsuzuki/kaihi/index.html
一人1教科の場合
うちは一人しか通っていない、かつ、1教科(国語)なので6,480円/月です。
はじめは、15分×週2回×月4回の120分で6,000円か、とひるみましたが、
国語だけでなく、書くことと数覚え練習もちょっとだけやってくれたり、絵本を読んでくれたりするので、もしかしてそう高くはないかも、と感じています。
同じことを家で私が教えられたか、というとできませんので。
一人2教科の場合 ←ちょっと高いと感じる
これが2教科になったらどうでしょう。
本当は国語と算数に通いたかったんですが、さすがに1教科15分という時間で6,000円×2の1万円越えです。
- 国語:15分×週2回×月4回の120分で6,000円
- 算数:15分×週2回×月4回の120分で6,000円 の合計12,000円。
正直1万円超えはちょっと高いな、と感じてしまいました。
くもんを選択したのは私で、決して息子がやりたいといったわけではないので、
と言い出したときに、「こんなにお金かけてるんだから・・・」ともしかしたら考えてしまうかも、とちょっと思ったりしました。
正直、4歳の今12,000円はちょっと高いなー。
もう少し大きくなって年中さんくらいになって、字の読み書きもできる段階になったら、算数を追加してもいいかもしれないな、と思っています。
複数教科の場合、割引とかあればいいんですが、、、それがないのが痛いですね。
一人3教科の場合 ←さらに高いと感じる
小学生から英語教育が始まるさなか、英語教育に興味がないなんてことはありません。
むしろ興味ありありです。
でも、、、3教科って。。。いくらになるんでしょう。
- 国語:15分×週2回×月4回の120分で6,000円
- 算数:15分×週2回×月4回の120分で6,000円
- 英語:15分×週2回×月4回の120分で6,000円 の合計18,000円。
さすがに高い。
そして、宿題のことを考えると、家で3教科分の宿題をやれる時間が果たしてとれるだろうか。。と考えたとき、やっぱり今のタイミングは難しい・・・と思いました。
そしたら、いつがいいんだろうか。
英語を習うタイミングはいまいちまだわかっていません。
2018年10月から1教科1,000円の値上げ!
<改定後の会費のお知らせ>
教科 | 算数・数学、英語、国語、フランス語、ドイツ語、日本語の1教科 | |
地域 | 東京都・神奈川県に所在する教室 | 先以外の地域に所在する教室 |
生徒一人当たり1教科の月会費(月謝) |
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引用:くもんHP<http://www.kumon.ne.jp/tetsuzuki/kaihikaitei.html
うちは東京在住なので、10月から1教科1,000円も値上がりです。
たった1,000円、されど1,000円。。。
1,000円が1年分で12,000円ですものね。結構いたいですが、継続して続けることになると思います。
通い始めた当初は、値上がりする10月でやめてもいいかな、と思ってやっていたのですが、息子も宿題にもなれてきたし、くもん大好き! と言うようになってきてるので、このまま継続するのがいいかな、と思い始めました。
好きなことをやったほうがこどもも成長が早いよね、と腹をくくりました。
幼児の公文の月謝は本当に高いのか? 4歳幼児を今も通わせている6つの理由
①机に向かう習慣が身についてほしい
と今は私や主人が声をかけて家では宿題をやっていますが、大きくなったら自分から机に向かうことができるくらいの自主性が身についてくれるといいな、と思っています。
ただ通い始めて3ヶ月。宿題をやるために机に向かうことができるようになるとは思っていなかったので、これだけでもかなりの成長です。
一緒に宿題をやってみてわかったことですが、息子はちょっと難しくなると、なかなか前に進めないタイプのようで。すぐやる気がなくなってしまいます。モチベーションをあげながら進めていくのが難しいのですが、自分ではできない問題にぶち当たっても、自分で解決できるようになるくらいの集中力もつくといいな、と期待しています。
②早い段階で文字に興味をもって読み書きできるようになってほしい
何歳くらいから字が読み書きできるようになるのかわかりませんが、くもんに通う前までは全く文字に興味がなさそうでした。絵本もそんなに興味なかったように思います。
通常、幼稚園に通うと読み書きは習うのかもしれないですが、保育園なのでそこは期待できません。家で教えることも考えましたが、興味が全くなさそうなところから興味関心をあげるところまでもっていく時間が日常生活の中でとることが難しかったので断念。
公文に通いだした今では、
とメチャクチャ文字に興味を持つようになりました。自分でもなんとなく読めている感じが楽しいようです。このまま突っ走って、年少さんが終わるころには読み書きができるようになっているといいな、と期待してくもんも、家の宿題も頑張っています。
③早く数字になれて足し算などできるようになってほしい
息子は赤ちゃんのころからトーマスが好きだったせいか、数字を覚えるのが早かったです。かな文字と違って、数字単体を見て、なんの数字かいえることができました。
それも通い始める前までは10までだったのですが、いまではなんとか30までわかるようになっています。
ちなみに、まだ算数は通っていません。ちょっと時間が空いた時にくもんの数字版で遊んでいるだけのことなのですが、それでも短期間で30までできたのはすごいな、と。
算数も通わせるかはまだ検討していませんが、読み書きできるくらいになったら算数も通わせてみたいな、と思っているところです。
④無料体験に連れて行ったが嫌がらなかったから
やはり、無料体験に行ってみて嫌がらなかったので、通ってみようと決意ができました。やはり、幼児の習い事を始めるにあたって無料体験してみるのは重要です。
無料体験については、詳しく無料体験学習レポートを書きましたので参考までに読んでみてください。
⑤途中嫌がっても半年は続けてみようというママの決意
習い事をしたことがなかったので、途中で嫌がりだしても半年はやってみようと思いながら初めて見ました。本当に嫌がるようだったら、やめることも検討しなければいけないな、とは思っていました。ただ、通うからには、息子にはこんなことができるようになってほしいな、という目標を持って今も通わせています。
通って2ヶ月目くらいで、いやだ~!! の時期がありましたが、幸い今は脱出してます。
⑥あれ?6,000円ならリーズナブルかもしれない!?と気づいた3ヶ月目
できるようになってほしいと私が思っていることをいくつか上げましたが、これだけのことを3ヶ月で家で私と主人が教えることができたかというと、まずできません。。。
こどもは親には甘えてしまうので、興味がないことはやらない・やりたくない・いやだ! となって向き合ってもくれないと思います。
月6,000円と考えると決して安くないですが、3ヶ月でここまで目に見えてできるようになったことが多いことを考えると、通わせみてよかったと思える金額感かな、と。
保育園の月謝が年少になると前年度の半額くらいになったので、保育料が減った分こちらに足してもいいだろう、と勝手に思っています。
まとめ
くもんに通わせたいけど月謝が高いな、、、と思っているママさんはまずは1教科から通わせてみててはいかがでしょうか?
1教科6,000円と聞くと高いかもしれないですが、教えてくれることと、こどもが学んでくることを考えると、4歳幼児は効果ありと思います。
幼児期の公文の学習方法だと、先生がマンツーマンでついてくれます。丁寧にちょっとずつやる気を引っ張り出してくれる教え方なので、こどもは嫌がることなく続けて通えています。
まずは、公文に慣れるための1教科。それを続けることにより、机に向かうことができるようになる、字を書く基本を学ぶ、できないことをどんどん吸収していっていろいろできるようになるので、こどもの成長ももちろん感じ取れますよ。